妙義30ennale
霊峰、妙義。古くから山岳信仰を集めてきたこの山のふもとに、群馬県を中心に活躍する作家を主に扱う 妙義ふるさと美術館 があります。
群馬出身のアーティスト・温井大介が企画した合同展示会「妙義30ennale」が、2011年夏、約1ヶ月に渡り開催されました。 温井大介により集められた現代作家が多様な作品を展示。
小堀芙由子はイベントの一環として、妙義ふるさと美術館のロビーにて呈茶会を開催。 標高1000メートル程に位置する美術館のロビーから見える壮大な妙義山の姿を借景に、茶席の周りにはアーティスト・大竹夏紀が製作したアイ・ボールが散りばめられ、異空間を作り出しました。
衣装も大竹氏お手製のアニメーションのきらきらした目のついた着物を着用。ポップな中に毒と妖しさが潜む独特な大竹ワールドによって、茶席は彩られました。 妙義山中之嶽神社からいただいた清水によって点てられた一服が、来場者の喉を潤して。
Date: 2011
Venue: Myogi Fuyurasto Art Museum,
Artist: Nastuki Otake
Photo: Kejll Hahn