Vivienne Tam「胡蝶庵」

青山の裏通り、日本一のファッション・ベニューに店舗を構えるNYブランドVivienne Tam。
地下のフィッティグルームに設えられた真っ赤な四畳半の空間。
2011年11月5日、その特別な夜のために、一夜限りの茶室が作られました。

雑誌Vogueが主催するFashion’s Night Out Tokyo。
東京中のファッションピープルが集い、ファッションの活性化を目的に、各店で趣向を凝らした催しが行われるイベントです。
Vivienne Tamの今年のテーマは「Vivienne Tam Meets 茶ガール」!

一夜の為だけに作られた茶室「胡蝶庵」で行われるのは、顧客限定のミステリアスなお茶会。
亭主の小堀芙由子が、ファッションピープル、セレブリティをお茶でおもてなししました。
茶席に仕込まれたテーマは「胡蝶の夢」。Vivienne Tamのブランドシグネチャーである蝶は、古来より人を夢の中へ誘う存在として多くの物語が残されています。

夢か現か幻か。荘子の説話が語るのはそのどちらも真であるということ。
茶の湯、ファッション、どちらもある意味では夢の中に遊ぶこと。共に自由に楽しむことが大切。


Date: 5th November, 2011

Venue: Vivienne Tam Aoyama, Tokyo

Produce: Ippin Saraya

Photo: Kejll Hahn


小堀芙由子は道具の見立て、床の設え、点前を担当しました。

(音楽/吉田知司 映像/Kjell Hahn)

(付き人役/Kento Hagiwara ・ Kjell Hahn)