茶名である「小堀宗峯」個人名義では初めてとなる茶会を、靖國神社内茶室「靖泉亭」にて行いました。 他のお席は千家の方々でしたので、当流の歴代や遠州好みの道具を用いて、流派の特徴が分かるような取り合わせにしました。また秋の初陣茶会ですので、金蘭の葡萄棚文や菊の歌が書かれた茶碗などおめでたいモチーフを散りばめてみました。 当日は秋が遠く思われる大変な暑さでしたが、秋へと移りゆく季節の風を感じていただけたのでしたら幸いです。
Date
16th September, 2018
Venue
Yasukuni-jinja shrine, Tokyo
Photo: Kejll Hahn
会 記 |
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床 |
十五代宗通筆 楽 |
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たのしみは命のほかに何かあらんながらえてこそ有明の月 |
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花 |
ときのもの |
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花入 |
時代 藤組手付篭 |
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香合 |
蔦 当代家元筆 閑の字 |
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木島宗榮作 豊平良彦蒔絵 |
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釜 |
真形七宝文 切合 |
角谷一圭作 |
風炉 |
唐銅 朝鮮 |
角谷一圭作 |
風炉先 |
宗通好 夏網代 腰板杉七宝文 |
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水指 |
金蘭萌黄地葡萄棚文 |
加藤丈佳作 |
茶器 |
竹 徒き里 十三代宗博筆 松風 |
十一代黒田正玄作 |
茶杓 |
白銀写 |
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茶碗 |
古曽部 七宝文 三代五十嵐信平作 |
寒川義崇箱 |
替 |
萩 宗通銘 菊の香句入 |
十三代三輪休雪作 |
菊の香のごとく清らに茶の道も |
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替 |
朝日 月白釉 |
十六代松林豊斎作 |
建水 |
宗通好 木地七宝透し |
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蓋置 |
南鐐 花輪違 |
秦蔵六作 |
御茶 |
千代の松 |
名古屋・松尾園詰 |
菓子 |
秋 |
東松山・清晨庵製 |
器 |
網代 露芝蒔絵 |
池田巌作 |
替 |
乾漆 縁赤 朱菊花盆 |
奥窪聖美作 |
数茶碗 |
清閑寺 白天目形 |
